お困りではないですか?
『どこに相談して良いのかわからない』
こんなことにお困りではないですか?
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『診断されて長い』
『病状が一進一退を繰り返している』
『病状が年々悪化して、働けなくなった』統合失調症などのこと
結果として現れた症状の背景をみると、成育歴に重大なヒントを潜ませていることがあり、それは、単純性のトラウマ*や複雑性のトラウマが関係します。そのようなトラウマを抱えている方の一部には、ご本人にとっての重大なイベント、それにまつわるストレスなどを契機として、思春期・青年期頃に幻覚妄想を呈することがあります。これを単に統合失調症と見立てるのではなく、その背景には何があったのかを見極める必要があります。
いしずえ町田は、そうした成育歴の中にあるつらさを、ご本人が苦痛とならないようペースを見守りながら心のつらさの整理を手伝います。時間はかかりますが、病状は徐々に緩和され、就労できるようになることもあります。
*外的な衝撃(心理的なことも含む外傷的な出来事)を受けた事で、脳の「扁桃体」などが過敏に反応、海馬が委縮し、強い不安や恐怖といった情動反応を引き起こすようになる状態をさす。 -
『不眠をきっかけに躁うつ病へと病状が悪化した』
『うつ病は診断の誤りで躁うつ病だということがわかった』うつ病・躁うつ病のこと
診断が変わっていくことの背景には、診断の誤りと薬物療法の副作用による病状の悪化が背景にあることがあります。どの障害にも当てはまることですが、治療経過を含む正確な情報の整理が必要となります。
いしずえ町田は診断のみを見るのではなく、病状の経過・経緯をしっかりと振り返り、看護の手による回復可能性を探ります。 -
『学校に行こうと思っても行けない』
『自宅から(部屋から)出ることができない』不登校・ひきこもりのこと
周囲からみると何気ない出来事や体験がトラウマを形成し、「ひきこもり」といわれる状態(現象)になってしまうケースがあります。ひきこもり状態が長期化すると、自責の念によってご本人に大きなストレスがかかったり、ご家族との緊張状態や軋轢・衝突を生んでしまう場合もあります。ご本人に対しては外出を強要するのではなく(強要は、受け手となるご本人にとっては虐待と同義になります)、脳機能を理解したリハビリとしての援助を提供します。
いしずえ町田は、ご家族だけで抱え込んでしまうことのないよう、ひきこもり状態にあるご本人とのかかわりを一緒に考えていきます。 -
『学校が発達障害を理解してくれない』
『人間関係がうまくいかず、つらく苦しい』発達障害(神経発達症)のこと
発達障害のある方へのケアは、ご本人をとりまく環境調整のほか、これまでの生活体験の中から「生きづらさ」への解決策を共に創出していくかかわりが非常に重要です。また、当事者がお子さんの場合でも、保護者の方への支援は欠かせません。保護者の方への適切な情報提供や関係機関との連携を実施し、共にお子さんの成長を支えていきます。
いしずえ町田では、薬だけのアプローチに頼らず、成育歴や治療歴を踏まえた丁寧なアセスメント*を行い、ご本人・ご家族様の状況に合わせた生活調整・リハビリ支援を行います。
*ご本人の状態を分析・評価すること -
『やめなくてはいけないと思っているが、ついお酒を飲みすぎてしまう』
『お酒を飲み過ぎてしまい、家族との関係に軋轢が生じてしまう』アルコール依存などのこと
アルコール・薬物依存の問題は世間からの理解が十分でないために、ご本人やご家族が苦しみを抱えていることがあります。やる気の問題や怠慢(なまけ)と思われがちで、周囲に理解されず、自己責任の問題であるとして処理されがちです。底つき体験*と称して、支援者から突き放されるなど、基本的知識を誤って理解した対応も今なお少なくありません。このように、回復への道のりが描けず、何の手がかりもなくもがき続けることは、本当に辛いことです。
アルコール・薬物依存の問題に関しては、ご本人の意志で回復への長い道のりを歩いていくことを見守り、支えるかかわりが必要です。いしずえ町田は、ご本人の回復を支えると共に、その道のりを共に歩まれるご家族へのサポートも提供いたします。
*自らの意思で飲酒を止めることができずに日常生活に支障をきたし、結果として大切な人間関係や社会的地位などを失ってしまう体験。 -
『迷惑行為を繰り返し、家族が生活に困難を感じている』
『とっさに、家族に強い言葉であたってしまう』難治性の精神疾患や対応困難とされるケースなど
当事者さんの中には「本心ではなかった」「つい衝動的になってしまう」と、後悔を抱えながらも、暴言・迷惑行為とされる行為を繰り返してしまう方がおられます。
いしずえ町田は、ケア・対応困難とされているご本人の行動・言動の背景(病歴・成育歴・治療歴)を丁寧に紐解き、より適応的な形で思いが表現できるよう共に対処法を考えます。 -
『死にたいとくり返し考えてしまう』
『切ると楽になれるので、リストカットをやめられない』リストカット・過量服薬を含む自傷行為などのこと
成育歴のなかで非常につらい体験をすることで、リストカットやオーバードーズ(過量服薬)といわれる自傷行為を生じさせてしまうことがあります。
いしずえ町田では、こうしたつらさにご本人が安心できる距離感・ペースで寄り添い、ご希望や状況に応じてカウンセリング的なかかわりを提供します。 -
『最近、物忘れが進行した気がする』
『父親(母親)が認知症かもしれない』認知症などのこと
加齢をはじめとした様々な要因で認知機能が低下します。認知症が進行すると、生活への影響は避けられません。
いしずえ町田は、ご本人およびご家族の不安や困りごとなどを丁寧に伺いながら、少しでも互いの負担・不安が軽減できるよう、状況に合わせた支援を提供します。また、ご家族にとって難しく感じる各種サービスや制度の利用についての情報提供や、ご本人さんとのかかわりのコツが見出せるようサポートします。 -
『糖尿病と診断されたが、注射や食事の管理が難しい』
『症状が悪化して動けなくなり、褥瘡ができてしまった』精神科における糖尿病や創傷(褥瘡)などの身体ケアなど
精神疾患を抱えながら、からだの病気の治療や自己管理を行うことには困難を伴う場合があります。糖尿病をはじめとする生活習慣病では、生活全般への気配りや、確実な内服薬・インシュリン注射等の管理が必要です。また、褥瘡などの創傷を形成してしまった場合は、早期から確実な手技・手法で処置することが重要となります。
いしずえ町田は、精神疾患のある方のそのような身体ケアにも対応可能です。心身双方の視点からアセスメントを行い、経験豊富なスタッフによる‟安心の看護技術“を提供します。 -
『薬を飲んでいるのに、かえって症状が悪くなった』
『薬のことをだれに相談すればいいのかわからない』薬物療法の看護
治療のために内服しているはずの薬の副作用によって、心身の状態が悪化してしまうことがあります。いしずえ町田では、専門的・総合的な看護の視点を通じ、薬の飲み心地・副作用との兼ね合いなどをご本人と共に話し合い、必要に応じて主治医との連携を図ります。また、向精神薬の依存についても対応します。ベンゾジアゼピン系薬剤をはじめとした向精神薬の長期連用は、依存・離脱症状を引き起こしてしまうことがあります。
いしずえ町田は、こうした事象にもしっかり向き合い、可能な限りの回復を目指した看護を展開します。